頭痛へのボツリヌストキシン療法
ボツリヌストキシンによる慢性片頭痛に対する予防効果は複数の無作為試験にて証明され、国際頭痛学会の推奨度はグレードAです。
健康保険の適応外の治療ですが、当院では良くおこなっています。
お気軽にご相談ください。
特に群発頭痛の方は、数日で発作が解消されるケースがあり、試す価値のある治療と位置づけています。
概要
R1年10月現在、頭痛、疼痛に対してはボツリヌストキシンの健康保険適応はありません。
診察料1,100円+注入手技料6,600円 にプラス下記料金がかかります。
関連しない疾患に対しては保険診療を同日行うことは可能です。
片頭痛(額+眼の周り) 16500円
片頭痛で側頭部などにも広く注射する場合 +16500円
緊張型頭痛(後頭部と僧帽筋)・肩こり 33000円
肩関節(片側)
33000円
膝関節(片側)
33000円
混合型頭痛で広く注入する場合 55000円
(各料金は予告なく変更することがあります。ご了承ください。)
腰痛の方は整形外科医からの紹介状(診療情報提供書)をもらってきて下さい。
薬剤は後発品のリジェノックスを使用します。
先発品のボトックスを使用する場合は+15400円(200単位以上注入の場合は+30800円)で変更可能です。
1回目の効力がもの足らない場合に限り、第2回を1ヵ月後に投与する事ができます。通常は3ヶ月程度間隔を開けます。
反復注射は以前は抗体を作って効果を無効にさせるので望ましくないとされていましたが、最近の製剤では問題ないようです。