しみ、そばかす、にきび、赤ら顔など美容にお悩みの方 学芸大西口クリニック

赤ら顔

アトピー性皮膚炎+脂漏性皮膚炎

症例1 20代男性 全顔面の赤み

20代男性:全顔面に至る赤み、両頬の毛細血管拡張などの認められる患者

 

各種治療前

治療前(デジタルフィルタ)


 アトピー性皮膚炎の患者、男性、20代。皮膚炎は小学生ごろより発症し、炎症は強くステロイドによるコントロールはついていないが、患者本人はこの状態で仕方が無いと考えている。

 左はデジタルフィルタをかけて赤みを抽出強調した画像。オトガイ周囲のみ赤みが減っており、10代になって脂漏性皮膚炎を併発したために顔面の炎症はコントロール不能になったのではないかと考えられた。

 

治療開始2週間目

治療開始2週間目(デジタルフィルタ)


 1%ネームクリームから使用開始し2週間後。赤みの範囲は縮小した。2%製剤に変えて継続させた。

治療開始後6週間目

治療開始後6週間目(デジタルフィルタ)


 2%ネームクリームに変えて4週間経過(治療開始からだと6週間経過)。赤みはほぼ限定され、肉眼写真では正常にとらえられるが、デジタルフィルタをかけると赤みは眉間、オトガイ、両頬、鼻と外鼻縁に限定されている。両頬の赤みは逆三角状であり、典型的な脂漏性皮膚炎の部位のみに赤みが残存していることが分かる。

 

 一般に、アトピー性皮膚炎はアレルゲンを除去し、皮膚のバリヤー機能が改善され一定期間炎症反応が収まれば治癒に近づく。一方、脂漏性皮膚炎は自身が分泌する皮脂に関して炎症が起こるため難治である。炎症症状を一定期間取り除いても、原因物質の除去が不能なため必ず炎症が再燃し元通りになる。

 

 これ以上の治療を進めるには、男性の場合はスピロノラクトンの外用が必要になる。