しみ、そばかす、にきび、赤ら顔など美容にお悩みの方 学芸大西口クリニック
診療科目

イボ、ほくろへのレーザー治療

 病変部が盛り上がっている場合は炭酸ガスレーザー治療が適切です。

症例写真 イボ

60代 男性 右頬のイボ

治療前

レーザー照射直後

2ヶ月後


 左が治療前です。皮膚表面にのみ存在する盛り上がりをイボと呼びます。(いろんな違う病名がつくことがありますが、治療は同じです。)

 

 一番良い治療法は炭酸ガスレーザーで盛り上がった部分のみ削ってしまう方法です。以前は液体窒素で冷たくしてとる方法が良く用いられましたが、効果が不完全で何度も同じ治療をする必要がありました。炭酸ガスレーザーの場合はその場でなくなっていくことが分かり、治療が確実に行えます。真ん中が削り終わった状態です。

 

 削られた部分はしばらく完全な皮膚がありませんので刺激に弱くなりますが、軟膏を塗ってもらえば治癒が早くなります。通常痛み止めが必要になるようなことはありません。

 

 右は施術後2ヶ月目の状態です。 

 

 

症例写真 ほくろ

20代 女性 鼻の横のほくろ

治療前

レーザー照射直後

2週間後


 左が治療前です。皮膚表面(表皮)より下(真皮)からできはじめ、盛り上がった状態をほくろと呼びます。イボと違って皮膚表面は病気ではないのでつるつるとしたドーム状に見えることがあります。(そうでないこともあります。)

 

 良い治療法として炭酸ガスレーザーで削ってしまう方法があります。


 メスで切って切除する方法もありますが、傷跡が長く残ること、糸の後が目立つようになることから、炭酸ガスレーザーでの治療が最善と考えられています。また、ある程度の大きさにならないと人間の手では処理が難しいので、小さなホクロは最小径0.1ミリで照射できるレーザーの方が治療が向いていると思われます。

 炭酸ガスレーザーの場合はその場でホクロが削れて無くなり、治療が確実に行えます。真ん中が削り終わった状態です。

 

 削られた部分はしばらく完全な皮膚がありませんので刺激に弱くなりますが、軟膏を塗ってもらえば治癒が早くなります。通常痛み止めが必要になるようなことはありません。

 

 右は施術後2週間目の状態です。イボに比べると深く削らなくてはならないことがあり、それに従って長くかかることがあります。また再発する恐れもありますが、その場合はまたその部分のみ照射して削ります。

治療費など

 皮膚腫瘍は保険で手術を受けることが可能です。

 あくまで目安になりますが、腫瘤一つ当たり3割負担の方で6000円です。

 健康保険の考え方としては、隣接の小さな腫瘤は長さを合わせて一つの手術として考え、それに沿った値段で治療を行います。

 

 

 

 自由診療の場合は 

  イボ(10個まで) 13,200円

  ホクロ 1ミリまで  13,200円

 このほかに自由診療の診察料(1,100円)がかかります。

 

 その他詳しくは料金表の該当ページをご参考に